新・花鳥風月

@mitchan5のブログです。

松任谷由実さんについて

ユーミンとの出会いは早かったです。私が音楽を聴くようになった頃にはすでに歌謡曲として
よく耳にする方でした。
やはり最初にいいなと思ったのは有名なこの曲でした。


1975年の曲ですので、私はまだ小学二年生ですね。いいなと思ったのは中一の頃でした。
もちろんLPレコードを買うことができませんでしたので、FMをエアチェックして聞いていました。
同じ流れでハイファイセットやサーカスも好きでした。

この「海を見ていた午後」は一時期神奈川に住んでいた頃にこの曲の舞台になった「ドルフィン」という
レストランを友達と一緒に探しに行ったこともありました(見つかりませんでした)ユーミンバージョンは
見つからなかったのでハイファイセット山本潤子さんバージョンです。



この「守ってあげたい」は、映画「狙われた学園」の主題歌でした。SF系のお話が好きでしたので見に
行きたかったのですが、結局テレビで見ることになりました。

その後、SF系の映画「さよならジュピター」の主題歌として歌われた「VOYAGER」で大好きになりました。
原作小松左京先生、三浦友和さん主演の映画でした。今のSFX技術でリメイクすればかならずヒットすると
思っています。

この頃から本格的にアルバムを聴くようになりました。
リアルタイムでCDを買うようになったのは「NO SIDE」からですが、ほぼ同時期に「PEARL PIERCE」を
(中古CDで)聴いて一気に好きになりました。

PEARL PIERCEより「ランチタイムが終わる頃」
ピアノのイントロがきれいです。「気の早い半袖を着てきた」というフレーズが切ないです。

続いて「夕涼み」
夏の夕暮れを連想させるいい曲です。


夕暮れ時に聴くと切なくなるのが7枚目のシングル「翳りゆく部屋」です。ベスト盤「YUMING BRAND」に
収録されています。


そして一番お気に入りの曲がアルバム「REINCARNATION」のラストの曲「経る時」(ふるとき)
武道館近くの千鳥ヶ淵にあったフェヤーモントホテルのティールームから見た桜を歌った歌なんだ
そうです。桜の季節になるといつも口ずさんでいます。短い曲の中で四季の移ろい、人生の儚さ
を上手く表現されています。「薄日の射す枯木立が桜並木であるのを誰もが忘れていても
何も云わずやがて花は咲き誇りかなわぬ思いを散らし季節はゆく」という歌詞がぐっときます。

やはり1980年代の頃が一番好きで、ここのところCDを買うこともしなくなってしまいましたが
今でもユーミンの曲を作る能力のすごさは変わっていないと思います。