新・花鳥風月

@mitchan5のブログです。

【谷山浩子猫森集会2016Aプログラム2日目】

【猫森集会2016Aプログラム2日目】
2016.9.19@新宿全労済ホールスペースゼロ
ゲスト:渡辺等 ~等くん船長と音楽の不思議を巡る旅~
開場:17:00 開演:17:30
(17:31~19:34)
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あすかさんにコンレポを依頼されましたので久しぶりに書いてみました。記憶力に自信が無くなってきていているのでレポートを書かなくてはいけないというプレッシャーで少し緊張してコンサートに臨みました(笑)前日のBプロ(分島花音さん)につづきAプロの2日目。Aプロ1日目終演後、聴きに行かれた方々が絶賛されていたのでかなりわくわく。カラオケで開場時間まで時間をつぶし17:00すぎに外へ出たらかなりの雨が!しかたなくカラオケ館の隣のローソンでビニール傘を買いました。
 
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徒歩数分のスペゼロに着くとかなり雨が降っていたのでみなさん既に入場されていました。グッズ販売には長い列ができていました。いつものみなさんと挨拶をして入場。
開演前におなじみのピアノソロを聴きながら着席。毎回思うのですがこのピアノBGM
(今回は王国、あかり、そっくりハウスなどが使われていました)を「メゾピアノⅡ」として発売して欲しいです。
 
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今回はアルファベット席が2列目までしかない変則座席配置でした。私は正面中央2列目の席でした。スペゼロの座席は他のホールより座席の幅が広いので私はとても助かります(笑)ほぼ定刻の17:31、他のゲスト回とは違って浩子さん、AQ!さん、渡辺等さんがそろって入場。浩子さんはBプロと同じ白と黒の
 
三川三川三川
川三川三川三
三川三川三川
川三川三川三
三川三川三川
川三川三川三
 
柄(所々にベージュの模様入り)のワンピースにヒールが2センチくらいの黒いパンプス、焦げ茶色のソックス、髪はぱっつんで肩の辺りから下がくりんくりんでした。
みなさんしずしずとそれぞれの楽器の位置に着きAQ!さんが機器の操作して1曲目スタート。
 
1:さよならDINO
 
真っ赤な照明の中体を揺らしながら浩子さん熱唱。Bプロと同じく今日も声の調子が良さそうです。打ち込み(オケ?)に等君のアップライトコントラバスがとても良いアクセントでした。
 
MC:ここで浩子さんがステージ中央に出てきてオープニングMC。「猫森集会2016~Season15~」の「~Season15~」について。人気ドラマ相棒の~Season15~と同じなので今回は特別に付けたと力説されました。そしてメンバー紹介。AQ!さんはちょこんとお辞儀を4方向に。そして「いちおう」ゲストの(笑)渡辺等さんの紹介。それくらいおつきあいが長いんですね。
 
ゲストのベーシストの渡辺等さん。私がよく聴く浩子さん以外のアーチストの方の
アルバムでもよくお名前を拝見しますが、じつは初めてお目にかかりました。
いかにも楽器職人っぽい感じのスマートな白髪の男性。初めて目にする渡辺等さんは
「等くん」というより「等先生」って感じでしたが浩子さんよりも4最年下だとおっしゃってました。
 
2:影ふみ
 
めったにコンサートでは歌わない曲。等くんと制作活動を始めた頃の曲だそうです。
エレキベースを弾く等くんの手元ばかりを見ていました。
 
MC:ここで等くんが乗り鉄をカミングアウト。さらに廃線マニアであることも判明。
廃線マニアのことをなんと呼ぶのかとの問いに会場(キムコさん)から「廃線鉄!」との声が。
 
3:アトカタモナイノ国
4:向こう側の王国
(2曲とも打ち込み)
 
早くも「アトカタモナイノ国」で爆涙。この二曲で完全に向こう側に連れて行かれてしまいました(笑)
 
MC:銀座線の幻のホームについての話題。タモリさんの番組を見て知ったそうです。話題が飛んで姫路モノレール廃線)の「大将軍駅」についての話題。マンションの中にモノレールの駅があってそれが近々取り壊されるとのこと。「テルーと猫とベートーベン」のジャケ写を撮るために行った廃墟は有名な心霊スポットだったという話。
 
続いて人形の歌を3曲
 
5:KARA-KURI-DOLL~Wendy Dewのありふれた失恋~(打ち込み)
6:お人形畑
7:キャンディーヌ(打ち込み)
 
どうしても「KARA-KURI-DOLL」ではセリフとか「あ~あ~」を歌ってしまいそうになります(自重)ベースが一つ加わるだけでかなり重厚な音になることがわかりました。
「お人形畑」では等くんがマンドリンで参加。独特の音色が曲を一層盛り上げました。
ちなみにまだマンドリンの音色とバラライカの音色の違いがよくわかりません(笑)
いつかのソロツアーでのMCで「キャンディーヌ」が人形の曲だということを知りましたが、まさかここで入ってくるとは思いませんでした。人形の家とかあやつり人形とかもっといろいろあるのに(笑)
 
MC:等くんの今日の楽器について。ここでまこ助さんの「マンドリンバンジョーとアンケートに書いてしまった」ネタが披露されました。今回の楽器は4つ。ボディの無いエレキのコントラバスエレキベース、フレッドの無いエレキベースマンドリン。私の席からはそれぞれの楽器がとてもよく見えました。
 
8:まっくら森の歌
9:気づかれてはいけない
11:鬼こごめ
 
「まっくら森の歌」でも等くんはマンドリンで参加。カンテレっぽい音色が曲にぴったりでした。「気づかれてはいけない」「冷たい水の中をきみと歩いていく」では(たぶん)コントラバスで。「冷たい水~」でかなり感極まって泣けてきてしまったので詳細はおぼろげです。そして圧巻の「鬼こごめ」。等くんは譜面を見ながら演奏していましたがあの演奏をどうやって譜面化しているのだろうか?と思うほどのすごい演奏でした。大半は即興だったそうです。すごい!このあたりから浩子さんの声が少しかすれ気味に…
 
MC:ここでまこ助さんのアンケートネタ第2弾「生鬼こごめ」。「初めて生鬼こごめを聞きました」とのアンケートに「鬼こごめは何度もやってます」と浩子さんがつっこんでました。続いてネパールカカニの丘コンサートの話。
 
12:森へおいで
13:Elfin
14:王国
 
黄金の3曲。色の話では無くメジャーという意味です(笑)安定の名曲。このあたりの等くんの演奏はとても曲にマッチしすぎていてほとんど意識せずに聴いていたのであまり覚えてません。「森へおいで」は「ほどけてゆく」の方でした。王国の間奏は上体を大きく前後に揺さぶりながらの浩子さんのピアノが圧巻でした。
 
MC:お別れの曲。渾身の励ましソングといちばんかわいそうな少年の歌です。
 
15:ひとりでお帰り
16:電波塔の少年(打ち込み)
 
「ひとりでお帰り」の出だしで声がかすれてしまい一旦リセット。発声練習をしてリスタート。やっぱりこの曲は泣けます。もう、せつないピアノのイントロだけでうるうる来てしまいます。満月の夜は帰宅するときに月を眺めながら自然とこの曲が脳内再生されてしまうんですよねぇ。続いて「電波塔の少年」。もう「さあ泣け!ほら泣け!」といわんばかりの強烈なコンボです。
 
演奏終了後、お辞儀をしてみなさんステージからいったん退場。鳴り止まない拍手。
そしてアンコールの拍手へ。しばしのアンコールの拍手のあと再びみなさん登場。
 
ここでお約束の猫森グッズの紹介。ルイボスティはたくさん作ったので(ゆかりんのためにも)みなさんたくさん買ってください(笑)とのことでした。
 
 
合唱でした。みなさん控えめでしたが私はかなり大きめの声で歌いました。等くんがノリノリでエレキベースを弾く姿がかっこよかったです。改めて歌ってみると歌詞がかなりうろ覚えでした(笑)
 
演奏が終わると4方向のお客さんに向かって深々とお辞儀。浩子さんと等くんはシンクロしてお辞儀をされてました。AQ!さん、等くん、浩子さんの順で退場。
浩子さんは最後に客席に手を振ってくださいました。
 
終演後、座席でこのコンレポ用にポイントをメモしてロビーへ移動。Bプロは時間が無くてほとんど書けなかったアンケートを書いて「のこちゃん(4さい)」の等身大パネルとセトリをカメラに納めました。
 
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まさか「バラライカの感想」が浩子さんのブログに採用されるとは思いもせずに…
 
 
猫森集会2016渡辺等さん回。お互いを知り尽くしている感があってとても安心して聴けました。選曲的にもみなさんがおっしゃるように王道でしたので、はじめて谷山浩子さんのライブに来たという方にはとても良いコンサートだったと思います。あっという間の2時間3分。いやぁいいもの聴かせてもらいました。
 
まさかこのあとあんな悲劇が起こるなんて、このときはまだ想像だにしていなかったのです…(完)
 
 
 
※私の記憶とポイントメモとスタッフツイートからこのコンレポを作成しましたので間違っている部分が
あるかもしれません。間違っている部分があればご指摘ください。